「ガクチカ、何も書くことがない」

就活が近づくと、多くの学生からこの言葉を聞きます。

サークルの代表をやったわけでもない。
全国大会に出たわけでもない。
長期インターンも、留学も、起業も、していない。

だから自分には書けることがない。
そう思っている人が、本当に多いんです。

でも、私たちはそうは考えていません。
「すごい経験がないと書けない」と思い込むと、つい立派な実績やテンプレートに頼ってしまう。その結果、ガクチカは"誰が書いても同じ"ものになってしまいます。

このコンテンツがある理由

世の中には、ガクチカの「書き方テンプレート」があふれています。
結論から書く。数字を入れる。課題→行動→結果の順で書く。
もちろん、型は役に立ちます。
でも、型に当てはめるほど、文章はどんどん似てきます。

「サークルで副代表を務め、メンバーをまとめ、イベントを成功させました」
「アルバイトで売上向上に貢献しました」

もちろん、どれもとても立派な経験です。
しかし、これを読んだ人の記憶に残るでしょうか?

あなたにしか書けないガクチカ

それは、すごい経験から生まれるものではありません。
あなたが何を感じ、なぜそう動き、何を大切にしてきたか?
つまり、あなたの「価値観」から生まれます。
経験は他の人と被っても、価値観は被りません。
ここに、固有性のすべてがあります。

企業が本当に見ているのは、実績の大きさではない

では、採用担当は何を見ているのでしょうか。
実は、企業が採用で大切にしているのは、実績や学歴ではありません。
私たちが採用の現場で感じてきたのは、企業が見ているのは「人柄」、そして「自社への熱意(志望度)」や「今後の可能性(ポテンシャル)」だということです。

採用担当が知りたいのは、「あなたがどんな人で、なぜそう動くのか」
華やかな実績より、その人の中身なんです。

私たちの願い

私たちの目的は、「学生さんの内定につなげること」はもちろんですが、それだけではありません。もっと手前に、願いがあります。
それは、皆さんに、自分の人生に早く興味を持ってほしい ということです。

自分が何にワクワクしたか。
何にモヤっとしたか。
どんなときに、譲れない気持ちが出てきたか。

そういう小さな感情や違和感を、自分の言葉にできる力。
これは、就活のためだけのスキルではありません。

進路を選ぶときも、仕事で迷うときも、人生の大きな決断をするときも、
「自分は何を大切にしたいのか」を言葉にできる人は、ちゃんと自分の人生を選んでいけます。

ガクチカを書くという作業は、その入り口です。
ガクチカが書けるのは、結果にすぎません。
私たちが本当に手に入れてほしいのは、自分を知る力 です。

本コンテンツの使い方

このコンテンツは、ざっと読んで終わりにするものではありません。
できれば、手を止めて、自分に問いかけながら読んでください。

  • 出てくる問いには、実際に答えてみてください。
    →頭の中だけでなく、書き出すと効きます。

  • 一度で完璧な答えを出そうとしないでください。
    →自分を知る作業は、時間がかかって当たり前です。

  • 就活が終わっても、ときどき読み返してください。
    →あなたの価値観は、これからも更新されていきます。

「自分にしかないガクチカ」は、ちゃんと自分の人生を生きたいと思う、すべての学生さんのためのものです。
あなたにしか書けないガクチカを、一緒に見つけていきましょう。


ガクチカワーク編集部

「自分にしかないガクチカの書き方」を含む、「ガクチカワーク」に掲載されているすべてのコンテンツは、ルーキーワークスが運営しています。
私たちは学生採用とキャリア支援の現場で、全国350以上の大学と連携し、のべ8,000名を超える学生と向き合い、企業の採用の現場にも数多く関わってきました。
学生側と企業側、その両方の視点から、あなたにしか書けないガクチカの見つけ方をお届けしていきます。